「地球最後の2日間」というタイトルから、宇宙ものか隕石ものでしょ? と想像される方もいるかと思いますが、隕石ものです。
ただ、他の映画と違うのは隕石衝突は回避できません。衝突します。衝突するまでの2日間が描かれている、一般市民が主人公の映画です。
どこかで見たことのあるようなストーリーに見えますが、一般市民目線なので実際に起こったら? とリアルに考えてしまう映画です。
ハラハラドキドキしたい方にはお勧めの映画です
【映画】グリーンランド 地球最後の2日間 作品概要
監督:リック・ローマン・ウォー
脚本:クリス・スパーリング
出演:ジェラルド・バトラー / モリーナ・バッカリン / スコット・グレン / アンドリュー・バチェラー
公開:2021年6月4日公開
時間:119分
あらすじ
48時間後に巨大隕石が地球に衝突する。政府に選ばれた人だけが避難できる中、建築士のジョン・ギャリティと妻・息子が対象に選ばれる。
避難所へ向かうも、息子ネイサンの持病により受け入れを拒否された上に、家族は離れ離れに。
妻アリソンは自分の実家へ向かい、ジョンは二人を必死に探す。
安全な場所を求めて逃げる人、略奪・破壊をする人で溢れる街のなかで、生きる方法を探す家族の物語
見どころと感想
死が近づいた時に見える人の本性
自分が政府に救済される人に選ばれなかったと知った時の人々の行動に胸がザワザワしました。
思い出の地で過ごすことを選ぶ人もいれば、なんとか助かりたいとシェルターの場所を探す人。
破壊・略奪をする人もいれば、シェルターに入る権利を奪おうとする人も。
人間の本性はこうなんだろうな、と思いつつも複雑な気持ちにさせられます。
自分ならどうするだろうか?
リアリティがありすぎて怖い
舞台が近未来でもなく、リアルな現実とほぼ同じ。隕石落下の様子など、現実でもありえるかもしれないと思わせる映像になっています。
自分の知らないところで、これに近いことが起こっていのではないか? と少し不安になりました。
視点が一般市民で描かれているので、これが実際に起こったら? と想像しやすいこともあります。
ドキドキハラハラする映画が苦手な方にはお勧めできないリアルさです。
地球を救うヒーローは出てこない
アルマゲドンやディープインパクトのように隕石衝突を回避してくれるようなヒーローはいないこの作品。
ヒーローものが好きな人には物足りなさを感じる作品かもしれないです。
人間の嫌な部分がかなり描かれていて、シェルターに避難できた人だけが助かるというストーリーでなんともスッキリしない感が残りました。
何も無くなった世界の中で、生き残った人は幸せなのか? と、その後が気になります。
みんなの感想
みんなの感想はどんな感じなのかな、と調べてみました!
ほんと、一番怖いのは人間です
実際に起こったらどうなるの? が解説されてました
日本スペースガード協会というところが、リアルに解説している映像がありました。
徹底解説! なのですが、映画のリアリティが上がって怖くなります。
直径100km超えが来たら助かる気がしない
まとめ
見始めは、どこかで見たことのあるような感じで、はいはい、このパターンね。なんて思うかもしれない「グリーンランド 地球最後の2日間」。
私たち一般市民の視点で描かれたリアリティある映画です。
ドキドキハラハラしたい時に鑑賞してくださいね!